香川県を拠点に活動するユーチューバー・ヤグタウンさんによるユーチューブチャンネル「ヤグタウン-讃岐うどん巡り・Sanuki Udon-」の登録者数が2月に5万人を超えた。
「毎日ユーチューブうどん生活、讃岐うどんのお時間です」のナレーションで始まる同チャンネルは2020年4月にスタート。香川県内の讃岐うどんの店をバイクで巡り、取材・撮影した動画を毎日19時に配信。店の魅力に加え、きめ細かな店舗紹介と独特の食レポを特徴とする動画が評判を呼び、登録者数を順調に増やしていった。登録者の比率は男性が多く、ボリュームゾーンは45歳以上。その6割が香川県民だ。
これまでに紹介した讃岐うどん店は380店。最多視聴回数動画は168店目となった「一屋」(丸亀市)の「肉うどん」で、2022年3月現在までの視聴回数は54万回を超える。
元会社員のヤグタウンさんは、在職中から登録者数9770人のゲーム実況中継チャンネルを運営。2019年に退職後、讃岐うどんのおいしさに改めて目覚め、2020年4月、チャンネルを引き継ぐ形で讃岐うどん店紹介動画の配信を始めたという。
1日1動画更新にこだわり続けるうちに、同年9月には登録者数が1万1766人まで増加。この頃から店主としっかり話して動画を制作するようになり、店側のこだわりやお薦めなど、ただ食べるだけでは気付かない情報も加わえるようになったとのこと。
登録者数が5万人を突破したのは、チャンネル開始から1年10カ月23日目の2月24日で、379店舗目のことだった。
ヤグタウンさんは「いつも見てくださる方に直接『ありがとうございます』と伝えたいくらい本当に感謝しかない。今後も見飽きないもの、個人では見つけにくい新しい情報を伝えることで、もっと大勢の方に必要とされるチャンネルにしたい」と話す。
「今後は讃岐うどんにこだわらず『香川県の飲食店全般』の良さも知ってもらえるような動画を作っていきたい。もっと先には飲食にかかわらず、『香川県の魅力』を発信して、視聴者の皆さんが、より香川に来たくなる・住みたくなるような動画を作りたい」と意気込む。