高松市は3月30日、屋島山上に現在建設中の「屋島山上交流拠点施設」(高松市屋島東町)の愛称が「やしまーる」に決定したと発表した。
愛称の募集は昨年12月23日から今年1月21日まで行っていたもので、応募件数は1247件。
選考理由について、同市創造推進局担当者は「有識者や施設設計者からの評価も参考に、愛称としての親しみやすさや呼びやすさも考慮しつつ、訪れる人が思い思いに過ごすことができる場所、身近で愛着のある場所、自慢したくなるような場所として、地元に長く根づいてほしいという施設のコンセプトに最もふさわしい作品として決定した」と説明する。
施設の工事は2020年6月に始まり、完成は今年8月を予定。山上からの景観を楽しめる展望スペースや、源平合戦の「屋島の戦い」をモチーフにしたパノラマアートを設置。併せて、学びのための展示スペース、会議等に対応できるホールなどを設けるなどして新たな屋島の楽しみ方を発信しながら、小学生などの校外学習の拠点、国際会議やアフターコンベンションなどの会場としても活用していくという。