高松経済新聞の2022年上半期PV(ページビュー)ランキングの1位は、パフェのテイクアウト店「月曜からアイス」のオープンを伝える記事だった。
特徴的な店名には「週の始まりである月曜という最も出勤が憂鬱(ゆううつ)な日でも、スイーツで幸せになってほしい」という思いを込める。掲載から2カ月、アクセスランキングの上位10位に入り続けた。
2位はみそ汁店「しるの店おふくろ」の閉店を告げるニュースがランクイン。56年にわたり愛された同店の突然の閉店の報は県内外を問わずSNSで大きな反響を呼んだ。その大きさは、この日のツイッターの急上昇ワードランキングにも入るほど。
3位はクレープの移動販売を行う「ツインベルカフェ」によるクレープ自販機設置のニュース。香川初となる同店のクレープ自販機は話題を呼び、2台目設置のニュースが5位、3台目設置のニュースは17位にランクインした。
4位は讃岐うどんを中心に県内の料理店を巡るユーチューバー・ヤグタウンさんのユーチューブチャンネル登録者数が5万人を突破した記事。「毎日ユーチューブうどん生活、讃岐うどんのお時間です」のナレーションで始まり、毎日動画を投稿する同チャンネル。記事執筆時のチャンネル登録者数は5万7800人を数える。
ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1 高松・ハローズ円座に車内で食べる夜パフェ専門店「月曜からアイス」(4/8)
2 高松「しるの店おふくろ」が突如閉店 悲しみの声相次ぐ(6/6)
3 高松市牟礼町にクレープの自販機設置 香川県初(3/25)
4 「讃岐うどん巡り」の香川県ユーチューバー・ヤグタウンさん 登録者5万人突破(3/10)
5 高松・木太町の衣料品店駐車場の一角にクレープ自販機(5/9)
6 高松に「海鮮チーズ麺とろり」 魚介スープをトロトロのチーズで封じ込める(1/28)
7 「ブラタモリ」が高松へ 海城・高松城の秘密と街の魅力を解き明かす(2/25)
8 高松にスイーツショップ「アン・ガトー」 キューブ型スイーツを主力に(6/9)
9 高松・田町におむすび専門店「お米のツヤ子さん」2号店(5/12)
10 綾川にうどん&カフェ「空音」 元飲食店マネジャーが独立、家族と切り盛り(4/29)
今年も折り返し地点を過ぎたところ。来月には瀬戸内国際芸術祭の夏会期が始まる。下半期も高松の「まちの記録係」として、地域に密着したニュースを届けていきたい。