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「かばんの日」に高松のかばん工房がワークショップ

店内で記念撮影

店内で記念撮影

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 高松のかばん工房「カワニシカバン」(高松市太田上町)が「かばんの日」の8月9日、自社工房の見学を兼ね店内でキーホルダー作りのワークショップを開いた。

完成したキーホルダー

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 「かばんの日」は、8月9日が「バッグ」と読めることから日本かばん協会が2013(平成25)年に制定した。同社も、かばん工房として何か催しを開きたいと企画した。キーホルダーにした理由について、ワークショップの企画・進行を務めた武田充弘さんは「『かばんの日』ではあるが『バッグを売る以外の形で恩返しをしたい』と考え、もの作り体験や工房の見学を企画した」と話す。

 キーホルダーに使うレザーは自社のバッグや財布に使うものを用意。参加者たちは革の裁断面を整える「コバ塗り」、木づちを使い穴を広げる作業、焼き印機を使った日付入れ、組み立ての作業を体験した。工房見学会では倉庫や革の裁断機などの機械や、工房内で作業をする職人の仕事の様子を見学した。

 当日、母親とワークショップに参加した小学3年生の宮崎悠斗さんは「焼き印の位置を合わせるのが難しかったが、思った通りの位置に焼き印をつけることができた。工房の見学もできて楽しかった」と話していた。

 ワークショップを終え、武田さんは「当店初のワークショップ。通常の接客と違う関わり方ができたのは新鮮で、いい経験になった。進行を務めるのはドキドキしたが、『うまくできた』『楽しかった』などの声が聞けてうれしかった。今後も要望があれば、このようなイベントを行いたい」と話す。

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