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高松で「リシンク・クリエーター・プロジェクト」 香川の伝統野菜から地元PR考える

香川の伝統野菜を題材に開催したセミナーの様子

香川の伝統野菜を題材に開催したセミナーの様子

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 ワークショップ型セミナーイベント「Rethink Creator Project(リシンク・クリエーター・プロジェクト)」が9月29日、高松市中央卸売市場(高松市瀬戸内町)管理棟会議室で開かれた。

「Rethink」の考え方を元にターゲットやコピーを考える

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 「地元を誰かに任せない」をテーマに、それぞれの地域、文化、暮らしならではの魅力を地元の人が発見・発信していくことで持続可能な地方活性化の一助となることを目指す同セミナー。全国のクリエーターの育成や仕事のマッチングを手がける「クリエイターズマッチ」(東京都渋谷区)が主催する。2018(平成30)年の開始から5年目を迎えた同セミナー。高松での開催は2019年10月以来、3年ぶり2回目。

 セミナーの題材には「まんば」「たべて菜」などの香川の伝統野菜を使い、県内の野菜の生産者や流通担当者、香川大学の学生など22人が参加。講師には、徳島大学特任教授を務める石原佑さんと香川出身のデザイナー・磯田浩見さんが登壇した。

 「視点を変えて考える」など地域の魅力の捉え方を学んだ後、4つのグループに分かれコピーを考案。石原さんが講評し、その中から磯田さんが1作品ずつ選び、その場でコピーと写真と組み合わせながらポスターを仕上げた。

 セミナーを終え、石原さんは「観光地や特産品などの題材が多い当セミナーの中で地元の野菜という珍しい題材だったが、生活になじみが深く、生まれてから日常的に口にする野菜を『リシンク』することで、伝統野菜のポテンシャルを引き出せたと思う。ターゲットを考えるうえで、県外にいる人を考える方が多かった。このセミナーが今後のPRにつながれば」と期待を込めた。

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