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絵本を通して哲学を考える 高松「絵本文庫ふみくら」で座談会

座談会のテーマとなる絵本「ぞうのさんすう」

座談会のテーマとなる絵本「ぞうのさんすう」

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 絵本文庫ふみくら(高松市塩上町3)で1月21日、イベント「えほんdeてつがく」が開かれる。

絵本やアンティーク家具などが置かれた店内

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 「絵本が楽しめるレンタルスペース」として昨年1月にオープンした同店。今回のイベントはカフェ「Tetugakuya(てつがく屋)」(多度津町)とコラボして行う。絵本「ぞうのさんすう」を題材に、参加者たちは聞いて感じたことや疑問に思ったことなどを発言。Tetsugakuya店主の杉原あやのさんや内藤大将さんが「哲学ファシリテーター」として、参加者同士の対話から関連性や新たな問いを見つけるなどして進行する。

 今回のイベントは、ふみくら店主の平池佳奈枝さんがTetsugakuyaに声をかけて実現したもの。イベントについて、平池さんは「絵本は子ども向けに見えて、教訓や発見があるなど実は深いもの。大人の方にも絵本を手に取る機会を作りたい、絵本と哲学を結びつけたいと思い声をかけた。日頃は忙しさなどで考えることが少なくなっていると感じる。『哲学』と付いているが哲学知識は不要。目の前のことやパッと目につく楽しいことなどが表面上を流れていくことが多い中で、物事について立ち止まって考える機会を設けたい。年代や立場の違う人の考えを共有して人生や自分を見つめ直すきっかけになれば」と参加を呼びかける。

 開催時間は18時~。参加費は1,500円(ワンドリンク付き)。予約はふみくらのインスタグラムのDMやTetsugakuyaのホームページから受け付ける。

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