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ユーチューバー「瀬戸内サニー」が受験生応援 商店街に横断幕

横断幕の前で受験生にエールを送る「瀬戸内サニー」こと大崎龍史さん(左端)と徳島文理大学の学生たち

横断幕の前で受験生にエールを送る「瀬戸内サニー」こと大崎龍史さん(左端)と徳島文理大学の学生たち

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 香川を中心に活動するユーチューバー「瀬戸内サニー」が1月13日、大学入学共通テストに先駆けて、常磐町商店街、田町商店街、南新町商店街の「高松市南部3町商店街」に受験生応援のため、横断幕の掲出を始めた。

アーケードで作業を行う様子

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 香川・岡山を拠点に地域に根ざしたPR活動を行うベンチャー企業「瀬戸内サニー」(高松市鍛冶屋町7)。社長の大崎龍史さん自らユーチューバー「瀬戸内サニー」として活動。2021年12月にはグーグルが推進する「Humans of YouTube」キャンペーン日本版で、社会的・文化的・経済的に有意義な影響を与えた日本国内のユーチューブクリエーター100人に選出された。

 コロナ禍でも頑張る受験生を応援することを目的に、2021年にスタートした同企画。3回目となる今回は徳島文理大学ダンス部の学生らと協力して、3町商店街商店街にそれぞれ横断幕を掲出したほか、常磐町商店街のイベントスペース「トキワ一丁目」などにポスターを貼った。作業中に通りかかった受験生にお菓子を渡し、激励する場面もあった。

 参加した同大の漆原大起さんは「今まで受験する立場だったが、今回初めて応援する活動に携わって感慨深い。この3年間さまざまな困難を乗り越えて勉強してきたと思うのでこの2日間で出し切ってほしい」とエールを送る。

 3回目となる応援企画。作業を終えた大崎さんは「コロナ禍に入ってから始めた企画。世間は暗い雰囲気が立ち込めているが、しんみりとやりたくない、世の中を元気にするような明るいことがしたいと思って始めた。今年の受験生はコロナ禍真っただ中3年間を過ごしてきた世代。大変なことも多かったと思うが、自分の気持ちや捉え方次第で世界は変えられると考え『自分が変われば世界は変わる』という言葉を入れた」と話す。

 受験生に対し「受験は人生において一つの通過点であり、全てではない。自分もセンター試験は上手くいかなかった。入試が上手くいかなくても人生は後からいくらでも取り返しが利く。コロナにも負けずに勉強に励んできた自分たちは『最強』だと信じて受験に臨んでほしい」とも。

 横断幕とポスターは2カ月間、掲出する予定。

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