高松・栗林公園(高松市栗林町1)の梅が現在、見頃を迎えている。
北梅林・南梅林の2カ所を中心におよそ150本の梅の木が植えられている同園。3月18日には「梅まつり」も始まり、多くの人でにぎわった。園内ではカメラを構えて上を見上げたり、梅の木の前で記念写真を撮ったりする人々の姿があちこちで見られた。
茶屋の北梅林では花の蜜を吸うメジロの姿が多く見られ、梅とメジロの写真を撮ろうと多くの人が足を止めた。梅まつり期間中は着物を着た来園者を対象に入園を無料にしたことから、着物姿の来園者の姿もあちこちに見られた。商工奨励館前のサザンカも見頃を迎え、赤い花を付けている。
3月18日、友人同士で同園を訪れた佐伯茉莉さんと水田美咲樹(みさき)さんは「昼食を食べに行こうと街に出て、イベントがないか調べて今日が梅まつりということを知って訪れた。高松に住んでいて、桜が咲く時期にここに来たこともあるが、梅は初めて。本物の梅の花を初めて間近で見たが、種類が多く、写真を撮っていて楽しい。来て良かった」と笑顔を見せた。
梅の見頃は3月上旬頃まで。