庵治石にフォーカスを当てたイベント「庵治石と石工」が5月12日、屋島山上交流拠点施設「やしまーる」(高松市屋島東町)で始まる。主催はオオクボエンタープライズ(庵治町)。
期間中、同社主催で2018(平成30)年から開催する「こま犬コンベンション」全38作品のうち10点を展示するほか、2009(平成21)年「さぬき映画祭」脚本コンクール入賞やインドネシアで開催された「The International Movie Award2013」での最優秀賞を含む14の賞を受賞した映画「紲(きずな)~庵治石の味~」を無料で上映。希望者には庵治石の加工の段階で端材として出た礫(こいし)を無料で進呈する(先着300人)。
イベントについて、同社の大久保一彦社長は「庵治石産地の応援団として、周知とマーケティングを目的にこま犬コンベンションを行ってきた。庵治町や牟礼町に行くと道路脇に置かれた庵治石をあちこちで見ることができるが、石材店が何をしているか、実態はあまり知られていないと感じる。イベントを通して知ってもらうとともに、現地に足を運ぶきっかけになれば」と期待を込める。
上映スケジュールは、12日=11時~12時35分・19時~20時35分、13日=10時~11時35分・19時~20時35分、14日=10時~11時35分。5月21日まで(映画の上映は5月14日まで)。
※5月15日12時11分追記 内容の一部を更新しました。