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高松・石の民俗資料館で企画展「石の里の匠たち」 庵治石テーマに3つの展示

企画展示室に展示された太田幹雄さんの石灯籠。展示のテーマは枯山水の庭

企画展示室に展示された太田幹雄さんの石灯籠。展示のテーマは枯山水の庭

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 高松の「石の民俗資料館」(高松市牟礼町)で現在、企画展「石の里の匠たち『テーマ・Soul』vol.1」「太田幹雄展-石灯籠に込めた魂-」「狛犬コンベンション作品展」が同時開催されている。

企画展示室では太田さんの生前の作業の映像も流れる

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 「石の里の匠たち」は同館に隣接する「高松石匠の里公園」芝生広場で牟礼町・庵治町在住の12人の石工たちの作品を展示する。昨年まで「石の里のアーティストたち」と題して年1回開いていたが、昨年で20回目の節目を迎えたのをきっかけに名称を変え、石工や職人にスポットを当てた内容に刷新した。

 企画展示室で開く「太田幹雄展-石灯籠に込めた魂-」では、2018(平成30)年に亡くなった牟礼町出身の石工で伝統工芸士だった太田幹雄さんの作品を展示。手彫りで石灯籠を制作する職人だった太田さんの作品のほか写真などの資料も展示し、太田さんの歩みを振り返る内容になっている。

 「狛犬コンベンション作品展」はオオクボ・エンタープライズ(庵治町)が主催する「狛犬コンベンション」出展作品を同館エントランスで展示するもの。今年は「虎」をテーマに開催する。

 同館の田口貴羅さんは「今年の企画展のテーマは『Soul(魂)』。石彫、石灯籠、狛犬と、多種多様な熟練の技を一挙に目にすることができる作品展。庵治石の美しさや匠たちが作品に込めた『石工魂』を感じてもらえれば」と呼びかける。

 石匠の里公園芝生広場は無休で、開園時間は9時~17時。資料館内企画展示室は9時~17時。月曜休館(休日の場合は翌平日)。入場料(企画展示室のみ)は、一般=200円、大学生=150円。11月6日まで。

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