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高松・四国村ギャラリーで「刀と言葉展」 刀に由来する言葉も紹介

展示会場

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 「SWORD&WORD 刀と言葉展」が現在、高松・四国村ミウゼアム(高松市屋島中町)のギャラリーで開かれている。

刀にまつわる言葉を掲示する

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 同施設所蔵の刀8口・拵(こしらえ)1腰や林原美術館(岡山県岡山市)所蔵の刀6口、拵4腰を展示するほか、「折り紙付き」「単刀直入」など日本刀に由来する言葉を壁に貼って紹介する。展示に合わせ、施設内のショップでは「刀クッキー」(550円)や日本刀に由来する言葉をデザインした缶バッジ(9個入り880円、全14種)を販売する。

 展示について、学芸員の土居清恵さんは「今回140センチの高さで見た時に、地金と波紋の間に光が当たるように展示している。刀をより間近で見られるとともに、刃紋だけでなく、地金の模様がよく見えるようになっている。刀鍛冶は高度な技術を要求される工芸であるとともに、拵も漆芸などあらゆる日本の伝統工芸を使っており『日本の工芸の集大成』と呼ぶべきもの。刀にまつわる言葉は辞書に360載っていると言われているが今回は約50の言葉を選んだ。身近で意外な言葉が刀に由来するので、そこも見てほしい。刀の部位の名前や鑑賞のポイントなども紹介しているので、普段刀を見ることがない方も足を運んでもらえれば」と来館を呼びかける。

 開館時間は9時30分~16時30分。入場料は、大人=1,600円、大学生=1,000円、中高生=400円、小学生以下無料。6月25日まで。

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