ホタル鑑賞ツアーが6月9日、高松・塩江町で始まった。主催は塩江温泉観光協会(TEL 087-893-0148)。
「ホタルのまち」として知られる塩江町。毎年6月に「塩江ホタルまつり」を開催していたが、コロナ禍のため3年間中止している。今回のツアーは祭りに代わるものとして企画した。「道の駅しおのえ」(高松市塩江町安原上東)に集合した後、マイクロバスでホタルの鑑賞スポットに移動する。参加者にはホタルの生態や塩江のホタルの歴史などを紹介する小冊子を配るほか、ツアー後のアンケート回答者に「しおのえふじかわ牧場」(塩江町上西甲)のアイスを進呈する。
初日には約40人の参加者があり、マイクロバス2台で運行。カジカガエルの声が響く中、ホタルを見つけた参加者は歓声を上げていた。
ツアーについて、同協会の藤澤英治会長は「以前のホタルまつりでは捕まえたホタルを来場者に見せる形をとっていたが、自然にいる姿を見せたいと過去にホタル鑑賞ツアーを開いた『塩江・観光マイスター振興会』とも協力して行うことにした。ホタルについて冊子や話などで説明するので、ホタルの光を楽しむだけでなく、塩江のホタルについてさらに知ってもらえれば」と参加を呼びかける。
ツアーは6月10日・16日・17日にも行う。19時30分受け付け開始、20時出発。参加費500円。当日午前中までに要電話予約。電話の受付時間は10時~17時。水曜定休。