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高松・レクザムホールで循環器病対策公開講座 香川出身の芸能人も登壇

パネルトークの様子 (左から)中野美奈子さん、高畑淳子さん、香川大学医学部・南野哲男教授、香川県健康福祉部・星川洋一さん

パネルトークの様子 (左から)中野美奈子さん、高畑淳子さん、香川大学医学部・南野哲男教授、香川県健康福祉部・星川洋一さん

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 香川県と香川大学、ノバルティスファーマ(東京都港区)が産官学連携で行う「香川県循環器病対策推進計画」に関する県民公開講座が6月10日、レクザムホール(高松市玉藻町)で開かれた。

パネルトークは笑いも起こるなど和やかな雰囲気で進められた

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 一昨年12月に締結された循環器病対策の一環で行われた今回の公開講座。心疾患と脳血管疾患を合わせた循環器病は香川県の死因2位となっており、日本における介護の原因では1位になる。今回の講座では早期対策の大切さや健康に関する取り組みをすることでポイントがたまるアプリ「マイチャレかがわ」などの香川県の取り組みを紹介。約200人が参加した。

 司会進行を香川県出身で元フジテレビアナウンサーの中野美奈子さんが務めたほか、パネルトークには香川県出身の俳優・高畑淳子さんが参加。香川大学医学部の南野哲男教授、香川県健康福祉部の星川洋一さんとトークを繰り広げた。NHKの連続テレビ小説「舞いあがれ!」でヒロインの祖母を演じた高畑さん。作中で、脳血管疾患で倒れ家族の助けなしに生活できなくなったことに触れ、「脳の血管疾患による後遺症を持った状態で、一人で生活する難しさ」を感じたと話した。トークでは高畑さんが日頃健康に気を遣っていることや健康診断を受けてどのような対策を取れば良いかなど話を展開した。

 トークを終え、高畑さんは「今回香川県に久々に帰ってきた。香川にはうどんや骨付鳥などおいしいものがある一方で、それらの食べ物は塩分も多い。気を付けながら楽しんでいただき、『長寿国・香川』を目指してほしい」と呼びかけた。

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