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高松・北浜アリーで漆芸工房「シンラ」展示会 漆塗りギターのライブも

「さぬきうるしSinra」の土田百合香さん、松本光太さん、はやしくらさん(左から)

「さぬきうるしSinra」の土田百合香さん、松本光太さん、はやしくらさん(左から)

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 漆芸工房「さぬきうるしSinra(シンラ)」(綾川町)による展示会が現在、高松・北浜アリー(高松市北浜町)内の「デザインラボラトリー蒼(あお)」「kitahama blue stories(キタハマブルーストーリーズ、TEL 087-823-5220)」で開かれている。

「うるしあそび」会場の様子

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 2021年に始まった作品展。デザインラボラトリー蒼で開く作品展「うるしあそび」では同工房代表の松本光太さんをはじめ、土田百合香さん、はやしくらさんの3人の作品を展示する。キタハマブルーストーリーズでは「暮らしの彩り展」と題し漆芸で作った食器や箸などの日用品を販売する。毎回漆芸の作品100個を作ることを決めており、今年は色や形の異なる100個の一輪挿しを制作、販売する。

 金継ぎのワークショップも開き、用意された皿やボタンを金継ぎする「手軽に金継ぎワークショップ」(1月13日・14日・28日11時~16時、参加料は2,000円)と、割れたり欠けたりした器を持ち込んで金継ぎする「しっかり金継ぎワークショップ」(1月27日13時~15時、参加料は5,000円)の2つを用意する。キタハマブルーストーリーズの電話とインスタグラムのDMで予約を受け付ける。

 展示について松本さんは「今新しいとされている技法も50年後には伝統工芸になる。香川県の伝統技術も新たなステップに差し掛かっていると感じる。伝統を守る一方で挑戦することも大事。『暮らしの彩り展』では生活に根差したものを用意し、『うるしあそび』では作家たちの作りたいものに挑戦している。それぞれ異なる漆芸作品を見てもらえれば」と呼びかける。

 営業時間は11時~18時。デザインラボラトリー蒼は土曜・日曜・祝日のみ営業、キタハマブルーストーリーズは火曜定休。1月29日まで。

 1月14日には北浜アリー内のカフェ「さろんぶるー」(TEL 087-813-0204)で、香川を拠点に活動する音楽団体「あぷまーしゅ」がライブを開き、うるしあそびで展示されている漆塗りギターを演奏する。17時開場、18時開演。観覧無料(フードオーダーが必要)。さろんぶるーの電話とインスタグラムのDMで予約を受け付ける。

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