和食と香川大学(高松市幸町)農学部が開発した「海底熟成ワイン」を使ったディナーコースが2月10日、じゃこ丸パーク津田(さぬき市、TEL 0879-42-2521)で提供される。
海底に沈めて熟成させた「海底熟成ワイン・ソヴァジョーヌ・サヴルーズ2022」
海底熟成ワインは同大が開発した赤ワイン「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」を沖縄県の水深20メートルの海底に沈め、潮流の揺れや海水温などによって熟成させたもの。料理は同施設の鈴木大地料理長自ら手がけ、オリーブ牛や讃岐白みそ、イチゴ「さぬきひめ」などの香川県の食材をはじめ、聖護院(しょうごいん)大根、堀川ごぼうなど京野菜を多く使った日本料理を用意する。
高松国際ホテル(木太町)副総支配人でソムリエの高橋宗民さんは「『ソヴァジョーヌ・サヴルーズ』は他の赤ワインと比べてポリフェノール含有量が多く、スッキリとした酸味が特徴。渋みが少なくまろやかな口当たりで和食や根野菜との相性も良い。日本食と海底熟成ワインのマリアージュを楽しんでもらえれば」と話す。
18時30分提供開始。価格は1万5,000円(海底熟成ワインワングラス付き)。じゃこ丸パーク津田で予約を受け付ける。