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高松市美術館で「サヌカイト」使ったコンサートと音楽作りワークショップ

作曲家の野村誠さん

作曲家の野村誠さん

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 香川県で産出される岩石「サヌカイト」を使ったコンサートが3月3日、高松市美術館(高松市紺屋町)エントランスで開かれる。

高松市美術館エントランスホール

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 20周年以降5年ごとに記念コンサートを開いてきた同館。昨年8月に35周年を迎え、その一環として今回行う。

 作曲家の野村誠さんをはじめ、バイオリニストの加藤綾子さん、香川でサヌカイト石琴奏者として活動する臼杵(うすき)美智代さん、国分寺中学校(国分寺町)や山田中学校(川島東町)の合唱部部員が出演。アンサンブルや即興セッション、高松出身の作家・村山籌子(かずこ)さんの絵本「ライオンの大ぞん」を題材にした合唱曲などを披露する。

 同館職員の牧野裕二さんは「クラシカルなものからポップなものまで幅広い音楽を生み出し、コンサートホールだけでなく鉄道の駅や銭湯、老人ホームなどの場所でも演奏してきた野村さん。場所や人との関わりから作曲することが多く、今回も地元の音楽家や中学校合唱部が参加し、地元に密着した内容になる」と話す。

 17時15分開始。観覧無料。定員200人。

 関連企画として同館1階の講堂でサヌカイト石琴演奏のワークショップも行う。参加者が鳴らした音を録音・編集し、同館の新たな開閉館時のBGMにする。13時~14時30分開催。参加無料。

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