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120年に一度咲くクロチク 三木町のうどん店の敷地で開花

三木町の「うどん亭みき」の敷地で花をつけるクロチク(3月2日撮影)

三木町の「うどん亭みき」の敷地で花をつけるクロチク(3月2日撮影)

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 約120年に一度咲くといわれている竹の一種「クロチク」が現在、三木町の讃岐うどん店「うどん亭みき」(三木町池戸)で現在、花を咲かせている。店主の山本美加さんが2月23日、発見した。

発見直後のクロチクの花(提供=山本美加さん)

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 花をつけているのは同店横の道沿いに生えているものと、敷地内で植木鉢に植えられているものの2つ。この2つが同一の株かどうかは定かでないという。

発見時について、山本さんは「竹やぶを見たときに茶色く変色しており、最初は枯れたと思っていたが、ネットで調べていくうちに花をつけていると分かった」と話す。

 開花後一斉に枯れることから「不吉の象徴」とも言われる竹の花だが、山本さんは「滅多にないものを見られてうれしい」と好意的に捉えていると言う。「お客さまとのコミュニケーションのきっかけにもなるし、竹は子孫繁栄のために開花して枯れた後、新たな芽をつけるといわれているので、芽吹きや新たなステージを想起させる。今しか見られないものなので多くの方に見てもらえれば」と話す。

 同店の営業時間は9時30分~14時。月曜定休。

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