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栗林公園の「竹」が2年連続開花 花を付けるのは60~120年に一度

開花した「讃岐民芸館」のクロチク(画像提供=栗林公園)

開花した「讃岐民芸館」のクロチク(画像提供=栗林公園)

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 高松・栗林公園(高松市栗林町1)内「讃岐民芸館(古民芸館)」の中庭にあるクロチクが開花した。11月9日に職員が発見し、翌10日、SNSに投稿した。

竹やぶ全体に花を付ける

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 竹は一生のうちに一度だけ花を咲かせる「一稔性(いちねんせい)植物」で、60~120年のうちに一度しか花を付けず、一度花が咲くと竹を枯らす物質が地下茎を通じて行き渡り、一斉に枯れることから「災いの前兆」ともいわれてきた。

 同園では昨年5月にも皐月亭近くのウンモンチクが花を付けた。

 同園造園課長の宮崎智嗣さんは「当館中庭の手入れをしているときに竹の様子がいつも違うことに気づき、開花が判明した。30年以上造園業に携わってきたが、竹の花は昨年初めて見た。2年連続というのは大変珍しいこと。開花時期が近いということは2つの竹は近い時期に植えられたのでは」と話す。

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