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高松三越で「志村けんの大爆笑展」 オープニングに高木ブーさん

初日、「バカ殿様」人形前で志村さんとの思い出を話す高木ブーさん

初日、「バカ殿様」人形前で志村さんとの思い出を話す高木ブーさん

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 「志村けんの大爆笑展」が4月24日、高松三越(高松市内町)新館5階で始まった。

来場者に名刺を渡す高木さん

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 「笑いの渦に巻き込む」をコンセプトに、2021年8月の大阪開催を皮切りに全国を巡回する同展。会場では志村さんの年表や、「バカ殿様」「ひとみばあさん」「変なおじさん」など志村さんのコントで使われた小道具や再現セットなどを展示する。

 初日の24日にはザ・ドリフターズの高木ブーさんが入り口で名刺を配り、来場者を出迎えた。

 志村さんについて、高木さんは「率先してアイデアを出して、長さん(いかりや長介さん)をはじめ、我々年長者にも恐れずに意見を言うことで、新たなドリフターズを作ってくれた。公演先で入った飲食店の店員の所作からおばあさんのコントキャラクターを作るなど、人間観察の目が鋭くてまねが上手だった」と振り返る。

 展示については、「志村が新たなドリフターズを作ったことが分かるようになっている。我々は『8時だョ!全員集合』の時から子どもを相手にしてきた。子どもが笑えないものは誰も笑えない。小さな子どもたちも見て楽しんでもらいたい」と話す。

 初日に会場を訪れた萩谷遥さんは「コントの小道具の多さに驚いた。コントのキャラクターでは『ひとみばあさん』が特に好き。志村さんの笑いはどの世代でも笑えるところが魅力。今でも亡くなった気がしていなかったが、展示を見て実感が湧いてきた」と話す。

 開催時間は10時~19時。入場料は、一般=1,000円、中高生=800円、小学生以下無料。5月6日まで。

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