香川大学の現役学生が主催する就活イベント「みなとで就活！」が6月23日、高松シンボルタワー（高松市サンポート）展示場で開かれた。

あいさつをする学生団体「コネクト」メンバーら

　香川大学の学生による就活支援プロジェクト「コネクト」が「Japan Information Network（ジャパンインフォメーションネットワーク）」（多度津町）のサポートを受け主催するイベント。2022年に始まり、これまで「ことでん」の電車を借り切ったり、栗林公園で開催したり、香川県内の各所で行ってきた。

　4回目となる今回は香川県をはじめ岡山、兵庫などから67人の大学生や大学院生と香川県内外から11社が参加した。

　学生たちは企業ブースを回り、15分の企業説明を受けた。アイスブレークで自己紹介とじゃんけんを組み合わせたゲームや、香川や就活に関するクイズなども行った。

　ジャパンインフォメーションネットワークの松田一仁社長は「4年前に香川県の学生と話をして、首都圏の学生に比べると就活の意識が弱く、のんびりしている印象を受けた。企業側の取り組みも弱く、香川県には全国的に有名な企業もあるのに認知されておらずもったいないと感じる。今日のイベントで学生と企業が真剣にやりとりしているのを見てうれしかった。今後も学生主体で企業と学生が交流する機会をつくるべく活動していきたい」と話す。