高松の田町商店街近くにカフェ「天国喫茶ぱらいそ」(高松市亀井町)がオープンして1カ月がたった。
昨年9月まで屋島西町で営業していたカフェ「青猫」が移転した。移転について、店主の坂本美由紀さんは「この商店街は昔からなじみもあり大好きな場所。いろいろなタイミングが重なり、今回の場所に店を開くことになった」と話す。
店名にもある「ぱらいそ」はスペイン語やポルトガル語で「楽園」という意味。店名は店の準備を進める中で決まったと言う。「街なかで物件を探しているときに『20年借り手がいない場所だが、どうか』と紹介されたのが今の場所。最初見たときに、窓が大きく開放感があると思った。インテリアを入れていくうちに、異国情緒のあるエキゾチックな雰囲気になり、そこから店名を決めた」と話す。
メニューはジャークチキン、ドライカレー、スパゲティアマトリチャーナ、ペペロンチーノなどのフード類(以上900円)、カスタードプリン(450円)、バスクチーズケーキ(500円)、テリーヌショコラ(550円)などのスイーツを提供。その日限定のスイーツメニューを提供することも。ハンドメードアクセサリーも販売する。
今回のオープンについて、「街なかに移転したが、前の店から変わらず通ってくださるお客さまもいる。連日多くの方に足を運んでいただいていて、ありがたい限り。まだまだ体制を整えている最中だが、多くの方に愛される店にしていきたい」と話す。「地元で活動するミュージシャンやライブハウスの方と親交があるので、ゆくゆくは店内で音楽イベントもできれば」とも。
営業時間は、月曜・水曜・木曜=11時~17時、土曜・祝日=10時~17時。火曜・金曜・日曜定休。