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高松・男木島の新たな特産品を作るプロジェクト始動 初のワークショップ

島内の豊玉姫神社で記念撮影する参加者たち

島内の豊玉姫神社で記念撮影する参加者たち

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 高松・男木(おぎ)島で「男木島に特産品を作ろう。プロジェクト」が始動し、12月3日・4日の2日間、初のワークショップが開かれた。

特産品のコンセプトの作り方についてセミナーを行う香西志帆さん

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 NPO法人「男木島生活研究所」が主催し、同島の観光資源強化のため新たな特産品を作り出すのが目的の同プロジェクト。今回のワークショップは現地とオンラインのハイブリッド形式で開催した。4日は、男木島図書館でセミナーを、男木コミュニティーセンターで島の食材を中心とした料理の試食会などを開き、午後からはグループに分かれて学んだことを元に特産品のアイデアや島の魅力について話し合い、まとめたことを発表した。

 セミナーでは同NPO代表の福井大和(やまと)さん、ANA研究所(東京都港区)の森孝司さん、地域コンサルやブランディングディレクター、映画監督として活動する香西志帆さんが登壇するとともに同図書館を設立した額賀順子さんのガイドの下、島内の主要スポットや建築について見学も行った。

 セミナーで、香西さんは「男木島は島民の3人に1人が移住者で、コアなファンが多い島だと感じる。この島ならではのストーリーを盛り込んだ『男木島のラグジュアリーブランド』を作ってほしい」と参加者に呼びかけた。

 ワークショップを終え、福井さんは「予想以上に多くの人が参加し、特産品について考えてくれて良いスタートが切れた。特産品は関係人口を増やし、島へ訪れるきっかけ作りをしてくれるもの。来年2月に成果を発表する場があるので、それに向けて良いものを作り上げたい」と意気込む。

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