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高松市美術館で版画作品に焦点当てた展示 ピカソやウォーホルらの作品200点

さまざまな版画作品が並ぶ会場

さまざまな版画作品が並ぶ会場

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 高松市美術館(高松市紺屋町)で現在、企画展「版画でたどる20世紀西洋美術 -画家たちの挑戦-」が開かれている。

大きさや色合いもさまざまな作品が並ぶ

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 版画作品に焦点を当て、同館が所蔵する作品を中心に19世紀末~20世紀の作品約200点を展示する。展示は制作年代順に並べられ、美術の中心がヨーロッパからアメリカへ移っていく流れや版画の技法、工房などについても紹介する。

 展示について、同館学芸員の橘美貴さんは「版画作品はもともと、作品の大量生産のため用いられたが、20世紀に入るとピカソやブラックをはじめ、版画らしさを生かした表現をしようとする画家も現れた。1970年代以降には、あえてインクをにじませるなど版画でありながら不確実性、シリーズものでありながら唯一性を出そうとした作品もある。時代ごとの版画表現の移り変わり、工房と作家との関係性の変化を見てもらえれば」と来場を呼びかける。

 開館時間は9時30分~17時(金曜・土曜は19時まで)。観覧料は、一般=800円、大学生=500円、高校生以下無料。3月21日まで。

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