猫を題材にした作品を展示販売するグループ展「第十回猫展～猫好きの猫好きによる猫好きの為（ため）の最後の猫展 また会う日までしばしのお別れにゃ！～」が2月22日から、高松中心部の「Make Merry gallery（メイクメリーギャラリー）」（高松市田町）と「ZOO どんぐり共和国」（南新町）で開催される。

「猫原画展」が開催される「Make Merry Gallery」

　2014（平成26）年にチャリティーイベントとして始まった同展。各店に募金箱を置き、集まった募金は里親を募集する動物の食事代や医療費として、ボランティア団体「waK waK sun（ワクワクサン）」に寄付する。同ギャラリーで「猫原画展」を、同店で「ハンドメイド猫雑貨展」を開くほか、関連企画として「#トキワパーラー」（亀井町）で「ねこもり展」を開催。最終日の25日には「猫雑貨のお店 白猫堂ノスタルジック」（徳島県鳴門市）が出張販売を行う。

　「猫原画展」では県内外の作家やイラストレーターら25人が、猫をテーマに描いたイラストの原画や雑貨、立体作品などを展示・販売する。出展作家の一人である「モサモサさん」は「出展している作家は猫愛の強い方が多い。自分も保護猫を飼っている。飼育費用や避妊手術代などはかかるけれど、もう猫のいない生活は考えられない」と話す。「今回の出展作品は『話を聞いてくれる猫』をテーマにした。作品で癒やしを与えられれば」と意気込みを見せる。

　同ギャラリー代表の伊藤美枝子さんは「当初10年開催することを目標にし、今年がその年であることからいったん終了する。最後の『猫展』で気合が入っている作家の方々も多いので作品を見てもらえれば」と話す。

　営業時間は、「Make Merry gallery」＝12時～17時、「ZOO どんぐり共和国」＝10時30分～20時、「#トキワパーラー」＝12時～18時。今月25日まで。

　Make Merry galleryで、23日にミニチュアマグネット制作、24日にガラスプレート彫刻、25日に招き猫絵付けのワークショップも開く。参加費はマグネット制作＝1,200円、ガラスプレート彫刻＝2,200円、招き猫絵付け＝1,500円。メールで申し込みを受け付ける。