ラーメン店「今を楽しめ高松」(高松市常磐町1)が5月4日、高松・常磐町商店街にオープンした。
同店のラーメン 麺300グラム、野菜やチャーシュー、ニンニクなどトッピング全マシ
同ブランドは2020年に「夢を語れ広島」として開業し、2023年に「今を楽しめ」へ屋号を変更。現在は広島や福岡で直営店5店舗を経営するほか、熊本にフランチャイズ店、愛知県に姉妹店「笑顔の為(ため)に」を展開する。四国への出店は初。店舗面積は49.6平方メートル。席数は17席。
提供するのは、豚骨や豚足を8時間以上煮込んだ豚骨しょうゆベースのスープに、自家製の「ごん太わしわし麺」を合わせた「二郎インスパイア系」ラーメン。豚の背脂を使った自家製の油だれもかけ「まろやかな味に仕上げた」という。チャーシューは国産の豚肉を2、3時間煮込んだ後、自家製しょうゆだれに漬け込んで「豚感は残しつつふわっとした食感」に仕上げる。トッピングの野菜には、同商店街の青果店から仕入れたものを使う。
メニューは、「ラーメン」「汁なし」(以上1,100円)、チャーシューを2枚増量した「豚ラーメン」「豚汁なし」(以上1,400円)、チャーシューや味玉、チーズ、「辛マシ」などのトッピングを追加した「特製ラーメン」「特製汁なし」(以上1,500円)などを用意する。麺の量は100グラム(少なめ)から300グラム(満足サイズ)まで同一価格で、麺なし(野菜だけ)の注文も可能。トッピングとして「豚マシ」(300円)、チーズ、「辛マシ」、味玉、生卵、マヨネーズ(かけ放題)、「麺マシ(100グラム追加)」(以上100円)などもそろえる。
同店では「小学6年生まではラーメン無料」という独自のサービスも行う。店主の橋本佑哉さんは「自分のお小遣いだけでラーメンをたくさん頼むのは難しい。子どもたちにもおなかいっぱいに食べてほしい」と話す。500円から支援を募り、支援者の名前を店内に掲示する取り組みも行う。
屋号について橋本さんは「皆こぞって将来幸せになりたいと口にするが、幸せとは何かを考えた時、今を楽しめる力があることが幸せなのではと考え、店名にした」と振り返る。高松への出店については「旅行で訪れた時、まちの人が生き生きとして見え、この場所でラーメン店をすることをイメージした時に心からわくわくした。当店はおいしいラーメンを作るのは当然として、その先に客やまちに価値を提供することを大事にしている。商店街の掃き掃除などもしてまちに貢献したい。店を出る時に客の心が明るくなり、『来て良かった』ともう一度笑顔になれるような場所にしたい」と話す。
店長の藤井優晟さんは福岡県出身。大学在学中に同グループでアルバイトを始め、同店の立ち上げに伴い橋本さんから店長を打診されたことから、大学を中退して高松に移住した。「大学では経営学を学んだが、卒業してもどこか企業に就職するのかなと漠然とした将来像しかなかった。香川はそれまで行ったこともない場所だったが、『人生を変えるなら今だ』と決心した」と振り返る。「開店に当たり県内の企業や店舗へあいさつ回りに行ったが、皆さん非常に優しく『このまちならやっていける』と感じた。ラーメンを通して最高と思えるこのまちを明るくしていきたい」と意気込む。
営業時間は11時~14時、18時~22時(日曜は昼営業のみ)。水曜定休。