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書道家・武田双雲さんが高松三越で個展 ライブペイントやトークも

「翔」の字を書く武田双雲さん

「翔」の字を書く武田双雲さん

 書道家・現代アーティストの武田双雲さんの作品展「武田双雲展 高翔(こうしょう)~freedom~」が10月21日、高松三越(高松市内町)新館5階催物会場で始まった。

できた「翔」を見せる武田さん

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 熊本県出身で東京理科大学卒業後、NTT勤務を経て書道家として独立した武田さん。NHK大河ドラマ「天地人」をはじめ数々の題字を手がけ、近年は現代アーティストとして国内外のアートフェアに出展するほか、国内の百貨店などで個展を開いている。同店での個展開催は2年ぶり4回目。

 同展では「高翔」をテーマに掲げ、伝統的な書の枠を超えた多様な表現の作品100点以上を展示販売する。青墨や金墨、アクリルなどを組み合わせた作品や、藍染め和紙やキャンバスを用いた作品、越前和紙の工場で武田さん自ら手すきで形作った和紙に指で書いた作品なども並ぶ。

 初日は会場でトークショーを行い、幼い頃から文字の形や個性に興味があり、大学生の時には年賀状仕分けのアルバイトで他人の書いた住所の文字の面白さに読みふけってしまい、上司から「帰ってくれ」と言われたエピソードを披露した。会社員時代に墨と筆でメモを取っていたことが注目を集め、ある日同僚に頼まれて名前を書いたところ褒められ、「自分の字を喜んでくれるんだ」と気付いたことが書道家になるきっかけの一つだったという話も。

 ライブペインティングも行い、同展のテーマでもある「翔」の字を書き上げた。徳島県から訪れたファンの佐野知子さんは「武田さんが四国に来ることはなかなかないので今回来られて良かった。作品のアーティスティックなところが好き。サイズが小さくて玄関に飾るのに良い作品もある。ゆっくり見て回りたい」と話す。

 武田さんは「書道や武田双雲というのはこういうものなんだというのを感じてもらいたい。数ある作品の中で、それぞれに合う作品を見つけ、心が軽くなる体験をしてもらえれば」と来場を呼びかける。

 作品展のタイトルについて「『翔』という字は羊に羽でできている。羊は豊かさの象徴、羽は自由に駆け回るイメージで、豊かさと自由さを兼ね備えた最高にめでたい漢字。心軽やかに高く飛ぶイメージで付けた」とも。

 開催時間は10時~18時(最終日は17時閉場)。入場無料。11月2日まで。武田さんは10月27日を除き会場に滞在し、24日・25日・31日・11月1日の各日14時からライブペインティングとトークショーを行う。