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高松にエンタメ複合施設「にじいろテイル」 歌とバルーンのショーも

6月19日のプレオープンの模様

6月19日のプレオープンの模様

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 高松に遊び歌スタジオとバルーンショップから成る「にじいろテイル」(高松市高松町)がオープンして1カ月がたつ。

施設内観

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 香川を拠点に活動する音楽ユニット「まんまるポケット」(山本りゅうたろーさん、山本さくらさん)とバルーンアーティスト「タマちゃん」が運営する同施設。ワークショップやレッスンに使えるレンタルスタジオ、バルーンをはじめハンドメード雑貨やお菓子を置くショップ「バルーンボックス」を展開するほか、月1回、週末に子どもたちも参加できる歌とバルーンのコンサートも行う。

 山本さくらさんは「コロナ禍で減ってしまった子どもたちの遊び場を作りたかった」と話す。「それまで毎週末イベントなどでショーを行っていたが、コロナ禍で中止が相次ぎ、2020年はステージイベントの数が9割減った。そんな中で改めて思ったのは、子どもたちの成長が早いということ。会えないうちにどんどん大きくなって、『まんまるポケット』のショーに来なくなってしまうのが寂しかった。いつでも子どもたちと会える場所、親子で安心して集まって遊べる場所を作りたいと思ったのが始まり」と話す。

 施設名の「テイル」には「不思議な7色の尻尾が、子どもたちを色とりどりでワクワクするような物語に案内する」ようにと「tail(尻尾)」と「tale(物語)」の意味を込める。

 「子どもだけでなく、老若男女問わず集まれる場所にしたい」と「タマちゃん」は語る。「コロナ禍で子どもの遊び場だけでなく、大人も集まれる場所が減っている。ハンドメード教室など、共通の趣味によって近所の人たちが集まって何かできるような場所を作ってあげたかった」と話す。かつて、老人会でもバルーン体験会は好評だったと言う。「風船は子どもだけでなく、大人も楽しめるものだと改めて思った。カラフルな風船に『まんまるポケット』の2人の歌が合わされば、ワクワクするものができる。子どもたちに付き添う親御さんやおじいちゃんおばあちゃんも一緒に楽しめる場所にしたい」と意気込む。

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