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高松の小学校で漫才ワークショップ 香川県住みます芸人・梶剛さんも参加

(右から)香川県住みます芸人・梶剛さん、岡山県住みます芸人・江西あきよしさん

(右から)香川県住みます芸人・梶剛さん、岡山県住みます芸人・江西あきよしさん

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 吉本興業のお笑い芸人が12月1日、屋島西小学校(高松市屋島西町)体育館で漫才のワークショップを行った。

チームの漫才を指導する2人

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 吉本興業の芸人による「おでかけよしもと放課後クラブ」の一環で企画したワークショップ。同校3年生の56人を対象に、香川県住みます芸人の梶剛さんと岡山県住みます芸人の江西あきよしさんが講師を務めた。子どもたちは穴埋めで作ることができる台本を使って9月から漫才を準備し、希望したペアは他の生徒の前でネタも披露した。梶さんと江西さんも生徒の前に立ち、「身振り手振りを大きくする」「ネタを忘れても堂々とする」などのこつを伝授。身振り手振りの練習として、ホワイトボードにお題を書き、ジェスチャーで伝えるゲームも行った。

 参加した生徒の一人でコンビ「おゆゴリ」で漫才を披露した大脇柚芭(ゆずは)さんは「2人で台本を作り、朝の授業前にも練習していた。人を笑わせることは大好きだが人前で漫才するのは緊張した。実際やってみると楽しくて一回はお笑い芸人になってみたくなった。またこの2人で漫才したい」と話していた。

 梶さんは「楽しそうにしている子どもたちの姿を見て、講師のわれわれも楽しくできた。友達の前で漫才をするのはとても緊張すると思うが堂々とやっているのを見て感心した。今回のワークショップを通して、友達とコミュニケーションを取る場面や相手に物事を伝えるときの会話の大切さなどが伝えられていれば」と締めくくった。

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