ストリート系アーティスト「HIROTTON(ヒロットン)」さんの作品展が現在、高松のアートギャラリー「CENTER/SANUKI(センターサヌキ)」(高松市常磐町1)で開かれている。
パンクロックやスケートボード・カルチャーをバックボーンに、頭蓋骨、生物、自然をモチーフにした作品を制作するHIROTTONさん。これまで、アメリカのスケートボードブランド「Heroin skateboards(ヘロインスケートボード)」のデッキデザインをはじめ、「VANS」「PUMA」などとコラボしたTシャツやスニーカーなどを発表してきた。2023年にはロンドンで個展を行った。
会場では、アクリル絵の具やポスターカラーを使った絵画、スケートボードブランド「Heroin skateboards」「ELEMENT」でデザインを手がけたスケートボードデッキなど作品43点を展示販売する。初日の2月17日はオープニングレセプションを開き、HIROTTONさんが来場したほか、「BLANKEY JET CITY」「ROSSO」などの音楽バンドで活動したミュージシャン・照井利幸さんが、雑踏の音に合わせハーモニカやベースを使って即興演奏した。
HIROTTONさんは今回の展示に合わせ、香川の県鳥「ホトトギス」や高松市の木「クロマツ」、高松の市章をデザインに組み込んだキービジュアルを発表。キービジュアルを使ったTシャツ(5,500円)や、同ギャラリーと香川県を拠点に活動するファントムブルワリー「OHLOY BREWING(オーロイブルーイング)」(内町)とのコラボクラフトビール「Sanuki Paradox」(350ミリリットル=1,000円)を店内で販売する。
コラボビールについて、同ブルワリー社長の渡辺仁史さんは「イメージビジュアルから醸造のイメージを組み立てた。HIROTTONさんが4年間ロンドンで活動していたことから、イングリッシュペールエールをベースにホップを綿密なスケジュールで何回も投入することで作品の線のような繊細さを表現した。飲みやすくもちょっと硬派なペールエールになっている。さまざまなスポットやシチュエーションで楽しんでもらえたら」と話す。
HIROTTONさんは「高松での滞在は今回が初めてだが、アートに興味がある人が多いことに驚いた。作品のモチーフはダークでありながらポップな色合いで描いているので楽しんでもらえたら」と呼びかける。
作品については、「笑っているように見える頭蓋骨はすでに生命を失っているにも関わらず、命があるように感じられるところに面白みを感じる。自然環境保護にも興味があることから生物をモチーフにした作品を多く描いている」とも。
営業時間は13時~18時。火曜~木曜定休。入場無料(要ワンドリンクオーダー)。3月3日まで。