食べる

瓦町FLAGに「手打ちうどん 陽」 移住した元建築経営者が修業し開店

店主の野口靖(きよし)さん

店主の野口靖(きよし)さん

 うどん店「手打ちうどん 陽(はる)」が商業施設「瓦町FLAG」(高松市常磐町1)地下1階のシェアレストラン「厨BUONO(チュウボーノ)」に期間限定オープンして7月1日で1カ月がたった。

同店のかけうどん ねじれと弾力のある中細麺が特徴

[広告]

 店主の野口靖(きよし)さんは大阪出身。建築業界に24年携わり、自身で会社も経営していた。知り合いに依頼されて建築の仕事で香川を訪れた際、香川のうどんに魅了され、当初は1カ月で帰る予定だったが部屋を契約して移住を決意したという。香川県の製麺所で1年、うどん店で2年修業し、このほど独立。初期投資を抑えて挑戦できる同シェアレストランでの出店を決めた。

 麺は手練り、足踏み、手切りで作る。野口さんは「女性や年配の方でも食べやすいよう、こしを残しつつ『中太麺の細麺』にしている」と話す。「手切りならではのねじれや、太さの不ぞろいも面白い」とも。小麦粉は現在ASW(オーストラリアン・スタンダード・ホワイト)を使っているが、今後は国産小麦数種類もブレンドし、客の反応を見ながら調整していくという。だしはいりこを少なめに、カツオとアゴを使った甘みのあるものに仕上げた。

 メニューはかけうどん(350円)、ぶっかけうどん、ざるうどん、冷やしうどん(以上400円)、釜玉うどん(550円)などのほか、夏限定としてとろろざるうどん(600円)、梅シラスうどん、めんたいことろろうどん(以上650円)などを用意する。香川の魅力を伝えたいと、サイドメニューには香川の食材を積極的に取り入れ、観音寺市の山地蒲鉾(かまぼこ)のたいちくわを使ったちくわ揚げ(120円)や日替わり天(100円)で香川県産アスパラガス「さぬきのめざめ」の天ぷらなども提供する。

 野口さんは「香川の釜揚げうどんを初めて見た時、釜揚げそのままのうどんを食べる発想に感心した。地元の大阪で店をやったらとも言われるが、うどんとの出合いをくれた香川に恩返しがしたい。香川県は日本一小さい県だがおいしいものがたくさんある場所。瓦町駅に降りる人に自分のうどんで香川のおいしいものを知ってもらいたい」と力を込める。「幅広い方に食べてもらえる麺を心がけているので、多くの方に来てもらいたい。客とのコミュニケーションも楽しみたいので気軽に声をかけてもらえれば」とも。

 営業時間は11時~17時。出店は8月31日までを予定。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
ALL