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「さぬき映画祭」開幕 香川所縁の16作品上映、オンライン無料配信も

昨年のシナリオコンクール受賞者ら。中央が昨年大賞受賞者の弁財理恵子さん

昨年のシナリオコンクール受賞者ら。中央が昨年大賞受賞者の弁財理恵子さん

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 高松で2月5日・6日の2日間、香川に所縁(ゆかり)のある映画や映像作品などを一堂に集めた「さぬき映画祭」が開催される。上映作品数は16作品に及ぶ。会場はレクザムホール(高松市玉藻町)、イオンシネマ高松東(福岡町)、情報通信交流館 e-とぴあ・かがわ(サンポート)で、オンライン配信も行う。

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 さぬき映画祭は、香川県に所縁のある映画や映像作品による地域文化振興や香川の活性化を目的として、2006(平成18)年から毎年開催されているご当地映画祭。16回目の今回は、昨年に引き続き会期を2日間とし、感染防止対策のため入場制限も行う。会場に行けない人も楽しめるよう無料のオンライン配信も用意。上映作品は、子どもから大人まで楽しめるアニメやドラマ、ドキュメンタリーなど幅広い。

 主な作品は、第4回シナリオコンクール大賞作品で香川在住の中村心太(ところてん)さんが原作・脚本・監督を務めた「地蔵調査官」の初上映と、国の重要文化財に指定される運びとなった香川県庁東館で撮影された「Arc アーク」、香川出身の朝原雄三監督が脚本を手掛けた「シネマの神様」、香川出身の女優・高畑淳子さんが出演した香川初上映の「女たち」、香川県在住のクリエーター・渡邊雅文さんがフォーリー(効果音)を担当したアニメ映画「サイダーのように言葉が湧き上がる」など。上映会場ではゲストによるトークイベントも行う。

 オンラインでは、昨年10月に開催した映画を楽しむための講座「映画ゼミナール」ダイジェスト版や、第1回シナリオコンクール大賞受賞作品「宵闇のリューゲ」の上映、さぬきストーリープロジェクト・グランプリ作品の上映会などのコンテンツも。

実行委員会事務局スタッフは「香川県は2001(平成13)年から映画などのロケーション撮影の誘致・支援に取り組んだ。以降当地でロケを行った作品が全国公開されるなど、映画・映像に対する県民の関心が高まったことなどもあり、さぬき映画祭では、毎回香川出身の方が出演または制作に携わった作品、県内で撮影された作品などを上映するほか、多彩なゲストを招いたトークイベントを用意している。オンラインやライブ配信で、全国の方にさぬき映画祭に参加してもらう機会を提供している。適切な感染防止対策の徹底にご協力いただき、楽しんでほしい」と参加を呼び掛ける。

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