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高松の古書店「ソロー」、10周年で記念イベント 古書と音楽組み合わせ開催へ

イベントをアピールする店主の宮脇慎太郎さん

イベントをアピールする店主の宮脇慎太郎さん

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 高松の古書店「Book cafe Solow(ブックカフェソロー)」(高松市太田上町)が11月19日、ライブスペース「燦庫(さんこ)」(亀井町)で10周年イベントを開く。

solow内観 さまざまな古書や雑貨が並ぶ

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 同店の開業は2012(平成24)年9月26日。店内には古書のほか、さまざまな雑貨も積み上げられている。店主の宮脇慎太郎さんはかつてブックストア「ヴィレッジヴァンガード」に勤めており、同店も同僚たちと始めたという。写真家やVJ(ビデオジョッキー)として活動する傍ら、2018(平成30)年に高松の古書店数店と共に、田町商店街交番裏広場「四町パティオ」で古本市「ポリ裏ブックバザール」を主催したほか、さまざまなクラブイベントも行ってきた。

当日は施設の2階・3階を使い、3階のステージで音楽ステージを開くほか、2階では地元の古書店や飲食ブースが出店。高松在住の画家・松山真理さんも参加し、ライブペイントを行う。

 イベントについて、宮脇さんは「10周年という節目を迎えたことやコロナ禍になってイベントがなくなり、DJやアーティストも活動の場を失っていたので、少しずつ緩和されつつある今、もう一度集まれる場を作りたいと企画した。コロナ禍で街から人の姿が少なくなったと感じる。街を元気にするためにも、人の行き交う中心部でやることに意味があると思い、中心部にあるライブスペースを会場に選んだ」と話す。「古本市やクラブイベントも組み合わせるともっと面白くなると思った。会場は自由に出入りできるようにする。本や音楽を通して人をつなぐ場を作り、街を元気にしたい」と意気込む。

 開催時間は13時~。入場無料(1ドリンクオーダー制)。

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