見る・遊ぶ

高松で手打ちうどんバトル 13人が腕競う、歴2カ月のアマも本選へ

真剣な表情で麺を打つ参加者ら

真剣な表情で麺を打つ参加者ら

 手打ちうどんの技術や表現力を競うライブバトル大会「TEUCHI3 香川予選会」が4月15日、瓦町FLAG(高松市常磐町1)地下の「Fantudio Takamatsu(ファンタジオ タカマツ)」で開催された。

うどん店店主やうどん好きのアマチュアら13人が参加した

[広告]

 同大会の競技は、8分以内にうどんの生地を延ばして切り終え、片付けを含めた全工程を30分以内に完了させることをルールとして定めている。同点の場合はタイムの速い選手が勝者となる。

 出場者たちは、うどんに使う小麦粉やだし、しょうゆを自分で選定するなど準備を重ね、会場ではそれぞれのうどん作りを披露した。競技では、えびオイルや梅を使ったメニュー、あんかけうどん、ぜんざい風のうどんや、野菜や鶏ガラを煮込んだスープうどんなど、自由な発想の一杯が次々と披露された。競技にはうどん店店主や店員だけでなく、うどん好きのアマチュアなど多様なバックグラウンドを持つ13人の参加者が集った。

 審査員は「ヨコクラうどん」(鬼無町鬼無)の横倉英樹さん、「おうどん瀬戸晴れ」(牟礼町牟礼)の古賀毅さん、「うどん処(どころ)麺紡」(観音寺市)の尾藤直樹さんらうどん店店主が務めた。麺打ちや麺切りなどを細かに見て採点し、出来上がったうどんを実食してコメントを寄せた。

 審査の末、「トンカツと饂飩(うどん) サイトウ」(京都市)店主の斉藤清久さん、「時止まる UDON」(丸亀市)店主の丸本健さん、うどんを打ち始めて2カ月というアマチュアの「にしを」さんの3人が予選を通過。6月に渋谷で開かれる本選に出場する。1位で通過した宇都宮さんは「自分のルーツは手打ちそば。だしは冷やかけで細麺のうどんを作り、細麺でありながらこしを感じられる麺を心がけた。本選でも良い結果を出したい」と話す。

 大会を終え横倉さんは「素材やだしに工夫を凝らす参加者も多く、こういう発想でうどんがおいしくなるのかと勉強になった。アマチュアがプロの技術を飛び越える場面が多く見られた大会だった。数カ月の修業で20年やってきた自分に迫る人もいて舌を巻いた」と振り返る。「大会はおいしいだけでない楽しいうどん作りを表現する場にし、大会を通じて手打ちうどんを各家庭で作れるくらい身近なものにしたい。うどん店に立って作る人と食べる人の溝を感じるのでそれをなくしたい」とも。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース