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高松に和食店「いなりや」 仏生山から亀井町に移転

「いなりや」外観

「いなりや」外観

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 和食店「いなりや」が高松市仏生山から亀井町にオープンして6月1日で2カ月がたつ。

セルフコーナーに並ぶいなりずし

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 いなりずしと十割そばが売りの同店。そばは注文、いなりずしはセルフサービスで提供する半セルフ方式を採用する。

 いなりずしは酢飯に「神崎屋」「吉田養蜂場」(以上、仏生山町乙)の酢やはちみつを使い、「いりたまご」(110円)、「とりそぼろ」(130円)、「うなぎ」(200円)などを用意。そばは機械打ちの麺を使い、かけ(500円)、ざる(600円)、きつね(700円)などを用意する。

 タンカー船で司厨長を務めていたという村井信之さんが店主を務める。「店で提供する料理にも船員時代の経験が反映されている」と村井さん。「タンカー船には全国から船員が集まるので好みもさまざま。料理の味付けなど注文も多かったが、自分が作るいなりずしは皆『おいしい』と言ってくれた。いなりずしには温かい汁が合うが、関東への運航の際に食べた十割そばがおいしかったことを思い出した」と振り返る。

 「香川県内でうどん店は多く出店していても十割そばの店は少ないため出店した。当店近辺は通勤で朝の人通りが多い」とも。「7時15分から営業しているので寄ってもらえたら。ワンコイン500円から提供している。機械打ちの麺は手打ちよりこしが出るとされるのでこしのある讃岐うどんを食べている香川県民にも合っていると思う。足を運んでもらえたら」と呼びかける。

 営業時間は、平日=7時15分~20時(中休みあり)、土曜=10時~なくなり次第。

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