夏休みイベント「さぬき・かがわ サマーフェスティバル2026」が8月1日、情報通信交流館「e-とぴあ・かがわ」(高松市サンポート)で始まった。
人間型ロボット「Unitree G1」と四足歩行ロボット「Unitree Go2」
同館が地域におけるデジタル・IT人材の育成や先端技術への理解促進を目的に企画した。月探査計画「アルテミス計画」をはじめ宇宙開発への関心が高まる中、「さわれる宇宙×AI×ロボット」をコンセプトに、最先端技術や宇宙科学を身近に体感できる展示やワークショップを展開する。
4階「デジタルラボラトリー」では、福岡市科学館との連携企画「さわれる宇宙~宇宙をしるはじめのいっぽ~」を実施。自身のジャンプ力が月面ではどのくらいの高さになるかをセンサーで測定し、6倍の高さとして画面表示する「月ジャンプ」体験や、太陽・月・地球の仕組みを学べるパネル展示のほか、実際の宇宙通信と同様のタイムラグを再現してラジコンで操作する「月面探査車 遠隔操作体験」を用意する。探査車搭載カメラの映像をリアルタイムで大型ビジョンに投影し、体験者は操縦パネルでコントロールしながら月面探査の臨場感を味わえる。このほか、次世代の「フィジカルAI」を体現する汎用ヒューマノイドロボット「Unitree(ユニツリー)G1」や四足歩行ロボット「Unitree Go2」の展示実演も行い、ロボットたちと直接触れ合えるようにする。
5階のBBスクエアには、ラジオ局「FM香川」で勤務しつつ星空解説のボランティアとしても活動する蒲野誠一さんによる移動プラネタリウムを設ける。約50分間のプログラムで天の川や夏の星座などを中心に星空の魅力を届ける。土曜・日曜のみ開催。要事前申し込み。
「e-とぴあ・かがわ ワークショップコレクション2026 夏休み編」も併せて開催し、「子どもプログラミング喫茶」「ロボッチャ体験」「ロボット・ラボ体験」「手作りプラネタリウム」「生成AI体験」など、子どもから大人まで楽しめる体験型プログラムを日替わりで展開する。一部は事前申し込み・材料費が必要。
初日から会場には多くの親子連れが訪れた。家族や友人と一緒に訪れた高松市在住の詫間里咲さんは「子どもの小学校に案内が来ていたことから、自由研究の題材になればと思い足を運んだ。人間サイズのヒューマノイドはなかなか見る機会がないため驚いた。宇宙も題材になっているので興味を持つきっかけになれば」と話す。
企画した同館スタッフの小西敏子さんは「当館は科学館として運営しているので、宇宙と、デジタルの時代に欠かせないAIをテーマに選んだ。ロボット講座も展開しているので、触れ合う機会になればと『宇宙・AI・ロボット』を今回のテーマにした。未就学児も触って体験できるコーナーを用意しているので、親子で足を運んでもらえれば」と呼びかける。
開館時間は10時~16時30分。入場無料。8月9日まで。