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高松・「讃岐おもちゃ美術館」が1周年 記念イベントも

讃岐かがり手まりを使った盆栽

讃岐かがり手まりを使った盆栽

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 讃岐おもちゃ美術館(高松市大工町)が4月25日、開館1周年を迎える。

開館時のイベントでテーマソングを披露したmimikaさん

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 東京・四谷にある「東京おもちゃ美術館」の姉妹館に当たり、NPO法人「わははネット」が運営する同館。香川県漆芸研究所(番町1)による漆塗りの滑り台や小豆島のしょうゆ蔵によるしょうゆだるや讃岐かがり手まりを使った遊具などを設置。香川県産の木材も使い、「子どもたちが木に触れる機会を増やし、木に親しむ『木育』を進める」ことを目的に運営してきた。ワークショップや、香川のご当地キャラクター「うどん脳」、直島在住の漫画家・イラストレーターであるまつざきしおりさんとのコラボ企画なども行ってきた。

 1周年を記念して4月21日~25日は「おもび縁日」と題し、同館のカフェスペースを中心に職員手作りのおもちゃが並ぶおもちゃくじや射的を行うほか、東讃地域で農業を営む女性らによる「東讃地域農ガール」がショップを開く。来館した子どもに風船の進呈も行う。22日と25日には同館のテーマソングを作ったシンガー・ソングライターのmimika(ミミカ)さんによるライブも開き、22日のステージでは直島在住の親子ユニット「福島節(せつ)と渚」とのセッションも行う。

 1周年を迎え、中橋恵美子館長は「この一年、香川の子どもたちの自己肯定感を高められる場所となるべく営業してきた。木のおもちゃを通して、地元を誇りに思える場所になるよう、今後も活動していきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は10時~16時(入館は15時30分まで)。入館料は、一般=900円、小学生以下=700円(カフェスペースは入場無料)。木曜休館。mimikaさんのステージは、22日=16時~、25日=11時~・14時~。観覧無料。

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