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「たかまつ讃岐てらす財団」が助成式 子どもや若者支援の11団体選出

「たかまつ讃岐てらす財団」代表の大美光代さん(右端)助成式の出席者たち

「たかまつ讃岐てらす財団」代表の大美光代さん(右端)助成式の出席者たち

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 香川県のコミュニティー財団「たかまつ讃岐てらす財団」の「子ども若者の体験や学びの機会を支える助成」助成式が1月15日、高松・瓦町フラッグ(高松市常磐町1)8階のギャラリーで開かれた。

採択通知書が手渡された

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 今年10月から12月にかけて募集を行い、香川県内17団体の応募があった。審査の末、採択されたのは「一般社団法人およりラボ」「NPO法人未来ISSEY」「NPO法人マイシアター高松」「一般社団法人パッククッキング協会ジャパン」「NPO 発達にじいろ自由っ子」「生理の保健室協会」「はずむ日本語」「さぬきツインクラブ」「男木島、未来の教育プロジェクト」「一般社団法人もも」「あしたプロジェクト」の11団体。同財団代表の大美光代さんから採択通知書が手渡され、受け取った採択者はそれぞれの思いを述べた。

 マイシアター高松理事長の植原さや香さんは「自分たちの活動をこのような形で認めてもらえてうれしい。当団体は舞台鑑賞や体験活動を通して、子どもたちに触れ合いの機会を提供してきた。今回助成で進める体験学習は表現遊びやグループワークを通して、子どもたちの発想力、表現力、伝達力を養い、自分や他者の考えや思いを伝え合い形にしていくことを経験するもの。学年を超えて子どもたちが交流できる居場所作りにもつなげたい。支援は6月末までの事業が対象だが、今回の助成をきっかけに今後も続けていきたい」と話す。

 助成式を終え、大美さんは「地域に根差した活動やもっと地元の方に知ってもらいたい活動、今スタートするべき活動であるかを基準に選んだ。当初10団体を選出する予定だったが、審査は難航し最終的に11団体を選出した。5年後、10年後の若者を育て、支えることが今後の香川を考える上でも大事になる。資金援助だけでなく継続のため伴走した支援もしていきたい」と話す。

 「昨年の公開審査会で応募者同士があいさつしている姿が見られた。今日の感想でも『こんな活動があると初めて知った』と言及する声が多かったのが印象に残った。助成をきっかけに生まれたつながりからまた新たな取り組みが生まれれば」とも。

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