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高松・亀阜小学校が開校150周年 記念式典も

150周年を記念し運動場に児童による人文字で「亀っ子」を作った

150周年を記念し運動場に児童による人文字で「亀っ子」を作った

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 高松市立亀阜小学校(高松市亀岡町)で現在、創立150周年記念事業の準備が進められている。

正門から見た校舎

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 同校は1872(明治5)年、第11代高松藩藩主・松平頼聰(よりとし)の別館「亀阜荘」に県学亀阜学校として開校した。生徒は「亀っ子」と呼ばれる。

 記念事業では150年の歩みと在校生の姿を掲載する記念誌の発行、同校に残る約3万5000枚の写真のデジタルアーカイブ化、記念モニュメントの製作を行うほか、11月12日には記念式典を開く。式典では2000(平成12)年に記念碑内に収めたタイムカプセルを開封するとともに、卒業生に向けて校舎を開放する。特設ホームページでは、タイムカプセルの引き取り受け付けや在校時の思い出投稿を受け付ける。

 実行委員長の佐々木英二さんは「1972(昭和47)年に行われた開校100周年記念行事には、自分も在校生として参加した。少子化の影響で統廃合する小学校も多くあるが、そんな中でも本校が時代の流れに翻弄(ほんろう)されず、残り続けているのは喜ばしいこと。どんな時代であっても本校がいつまでも『亀阜』らしく、子どもたちが健やかに育つ学校として地域をはじめ多くの方々に愛され、支えられる学校であり続けてほしい」と期待を込める。

 記念式典は10時~。オンライン配信も行う。

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