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高松のシェアオフィスで「讃岐乃風マルシェ」 若手経営者らが特産品アピール

4月に開催された「第1回讃岐乃風マルシェ」の様子

4月に開催された「第1回讃岐乃風マルシェ」の様子

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 高松市のシェアオフィス「J.A.M Factory」(高松市東植田町)で11月7日、経営者団体「讃岐乃風」がマルシェを開催する。

「讃岐乃風」実行委員会のメンバー

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 「讃岐乃風」は、コロナ禍での新たな地域活性化を目指し、さぬき市で活躍する20~30代の若手経営者らが中心となって立ち上げた地域貢献型マルシェチーム。異業種のメンバーが一体となって、香川県の特産品や魅力をアピールし、新たな販路開拓や企業同士のコラボ開発をプロデュースしている。

 その最初のイベントとして今年4月、「さぬきうどん溜」(さぬき市)の駐車場を会場として1回目の「讃岐乃風マルシェ」を、8月に同会場で「讃岐乃風レストラン 夕涼会」を、それぞれ開催。

 2回目となる今回マルシェでは、会場を高松のシェアオフィスに移し、1回目の8店舗から倍以上の18店舗が出店する。

 「J.A.M Factory」は、高松でウェブシステム開発を手掛ける三好製作所が、IT系の小規模事業者が集まるオフィスとして2020年10月に開設したシェアオフィス。

 10月3日にはコワーキングスペースもオープン。「J.A.M Factory」の「みんなの力を集結することに意味がある」というコンセプトと、地域住民にどんどん利用してほしいという希望が「讃岐乃風」の思いと一致したことで縁ができた。

 マルシェの飲食ブースでは焼きそば、パスタ、アヒージョ、卵サンド、おにぎり、ナッツなどを予定。マリオカートライブ、射的ゲーム、アニメ鑑賞会などのキッズイベントのほか、生花店と雑貨店が提供するワークショップ、カイロプラクティックとエステによるマッサージも用意している。

 実行委員会の平本満子さんは「8月に開いた『讃岐乃風レストラン』は地元の食材を使ったコース料理を提供するなど大人向けの内容だったので、今回のマルシェは親子で楽しめるイベントにした。お母さんたちが一息つけるようマッサージなども用意したので、ママ友との交流の場にしてもらえれば。保護者が安心して子どもから目を離せるボールプールなどの子どもブースのほか、午後からはゲーム・フォートナイト大会も予定しているので、中高生にも来てほしい」と呼び掛ける。

 「讃岐乃風は、コロナ禍の香川県を盛り上げたいという思いから立ち上げた団体。今後もマルシェを単なる『売り買いする場』では終わらせず、『人と人との交流を生む場』にしていきたい」とも。

 開催時間は10時~16時。入場無料。「J.A.M Factory」駐車場のほか、「J.A.M Factory」と「カルメラ フラワー&カフェショップ」第二駐車場間を往復する無料バスも用意する。

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