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高松・菓子工房ルーヴで「芸術祭」 若手職人が初のパン細工など9点出展

パン細工の作品「小麦畑」を作った村上拳慎(けんしん)さん

パン細工の作品「小麦畑」を作った村上拳慎(けんしん)さん

 高松の洋菓子店「菓子工房ルーヴ空港通店」(高松市鹿角町、TEL 087-869-7878)で6月20日、若手パティシエらによる工芸菓子の展示イベント「ルーヴの芸術祭 Vol.5」が始まった。

シュガークラフトやチョコレート細工などさまざまなお菓子の作品が並ぶ会場

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 同店の若手職人が手がけた工芸菓子を展示する同イベント。今年で5回目。今回は入社3~5年目の若手スタッフが2カ月かけてテーマ設定から素材の選定、制作までを一貫して担当した。

 会場には、マジパン細工やチョコレート細工、あめ細工、アイシングクッキーなど6ジャンル9作品が並ぶ。今年は新たな試みとしてパン細工の立体造形作品も出展されている。担当した入社3年目の村上拳慎(けんしん)さんは「同期に誘われて、出すなら日頃携わっているパンで作品を作ろうとエントリーした。構想や4、5回の作り直しもして、2カ月のうちの最初の1カ月が終わってしまった。他部署の人にもアドバイスをもらいながら作品作りを進めた」と振り返る。専門学校時代に学んだあめ細工の技術を生かし、ヒマワリの花やガラス細工に見えるような飾り付けも施した。作品については「イメージは『温もり』。パンは見ていると温かい気持ちになるので、作品を見る人にもその温もりを感じてもらいたい。土台部分は通常のパン、細かい飾りはイーストを入れず発酵しない飾りパンで作った。四方や後ろから見てもきれいに見えたりダイナミックに見えたりするよう力を入れたので、細かいところまで見てもらえれば」と話す。

 会場には作品をさまざまな方向から見たり、写真を撮ったりする来場者の姿も見られた。観音寺市から友人と来場した近藤八江子さんは「SNSで見つけて、お出かけの途中に寄った。作品はそれぞれの素材へのこだわりが感じられて美しくて、おいしそう。一つ一つの違いもあってじっくり見入ってしまった」と話していた。

 同店広報担当者の尾崎祐子さんは「今回で5回目となり、当店の毎年の恒例行事として定着してきた。3回目の出展となるスタッフもいて、年々平均値が上がっている。作品の解説を記した案内カードも用意しているので、アートとしての職人の世界やこだわり、色彩を感じてもらえれば」と来場を呼びかける。

 同イベントは、同店の3店舗を巡回する。第1期は6月30日まで空港通店で開催。第2期は7月1日~7月7日にグランメゾン・ルーヴ(丸亀町)で、第3期は7月8日~7月15日にアニバーサリー・ルーヴ屋島(新田町)で、それぞれ行う(7月9日は屋島店のみ休み)。

 鑑賞無料。各店の営業時間は、空港通店=9時~19時、グランメゾン・ルーヴ=10時~20時、アニバーサリー・ルーヴ屋島=10時~19時30分。

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