高松港と小豆島・池田港を結ぶフェリー「おりんぴあどりーむ」の船上で9月12日、「香川トランプ作りプロジェクト」の授賞式が行われた。
同プロジェクトは「瀬戸内リボンプロジェクト」が企画。「みんなの」香川の魅力を伝える写真を一般から募集し、オリジナルのトランプを制作する取り組みで、約240枚の応募の中から採用作品が選ばれた。
授賞式は同船4階の展望デッキで開催。国際両備フェリー、岡山放送(OHK)、香川のブライダルプロデュース会社「フェアリー・テイル」(高松市瓦町2)で構成する「Wonderful Solutions Project Consortium」の協賛により船上での開催が実現した。国際両備フェリー上席執行役員の井上政彦さんは「フェリーを単なる移動手段としてだけでなく、新たな魅力を伝える場にしたかった。トランプが発信する『香川の新たな魅力発見』と、船上からの新鮮な景色には共通点がある」と会場提供の背景を語る。
男木島に暮らす小学6年の山川伊織君は男木島灯台の写真が優秀賞に選ばれた。「日本に3つしかない無塗装の灯台で重要文化財にもなっている。トランプの絵柄に選ばれて非常にうれしい。完成したら家に友達を呼んで遊びたい」と喜ぶ。
同プロジェクトを主導する「児童発達支援・放課後等デイサービス いろは」(鹿角町)代表の岡実樹さんは「子どもと大人で視点が全く違い、どれも魅力的な写真だった。今日来た中にはフェリーに乗ったことがない子どももおり、香川ならではの体験を提供する良い機会になった」と話す。
完成したトランプには、授賞式当日に撮影した参加者の集合写真がジョーカーとして最後に追加され、後日受賞者に届けられる。岡さんは「親子、祖父母など、世代間をつなぐコミュニケーションの材料にしてほしい」と期待を込める。
12月1日からは、瓦町FLAG(常磐町1)8階の市民活動センターギャラリーで応募写真の展示も予定する。