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高松の未来描く若者の政策コンテスト 空港活性化から外来種対策まで

キックオフイベントに集まった参加者ら

キックオフイベントに集まった参加者ら

 「たかまつ政策アイデアコンテスト2026」のキックオフイベントが9月26日、高松市役所(高松市番町1)で開かれた。

小学生から社会人まで幅広い年齢のチームが参加した

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 若者が「理想とするまちづくり」や「地域課題」について政策アイデアを提案する同コンテスト。若い世代の高松への理解と愛着を深め、シビックプライドを育むことを目的とする。過去の提案からは、子育てに関する動画配信や、高松盆栽の魅力を伝えるASMR(心地よい音や映像)動画の制作などが実際に市の事業や地域活動として実現している。

 小学3年生から39歳を対象に募集し、応募があった17チームの中から選出された8チームが参加する。キックオフイベントではワークショップが行われ、参加者は「誰が動かすか」「目的は何か」といった視点から、利益を生み出す「ビジネスアイデア」と市民全体の暮らしを良くする「政策アイデア」の違いなどについて理解を深めた。後半では3人のメンターがチームにヒアリングを行い、なぜそのテーマを選んだかを聞いたり、このような視点で課題を見てはどうかとアドバイスしたりした。

 参加チームはあなぶきアリーナ香川(サンポート)北側エリアの活性化や高松空港の目的地化計画、中学生に向けたサードプレイスの構築などそれぞれのテーマを掲げる。高校生3人のチーム「ぎょるりんってしてみて」は、外来種の回収ボックス設置と肥料への再利用を提案。メンバーの青井悠真さんは「祖父母が農家をしていたがジャンボタニシなどの外来種被害があり、年齢のために対策をするのも大変になって辞めざるを得なくなった。祖父母のほかにも農家の方々が外来種被害のために辞めてしまうという話を聞く。そんな中、神戸市で補助金なども使って外来種対策を取る話を聞き、香川でも取り入れられないかと思い応募した」と話す。「メンターと話し、テーマについて好意的に評価してもらい、この内容で進めることに手応えを感じた。今後は農家の方にさらに話を聞き、農家の廃業と外来種による要因との相関関係を調べて考察を深めていきたい」とも。

 メンターの一人で高松市政策局政策課課長補佐の井口敬仁さんは「どのチームも自分たちの実体験に基づいてテーマを選んでおり、思いを強く感じる。メンターの中で行政の立場にあるのは自分だけなので、市の職員として疑問に思ったことや、政策に落とし込むにはどのような観点があればよいかなどを意識しながらヒアリングやアドバイスなどを行った」と話す。

 参加チームは今後、約130日間かけてフィールドワークなどを通じて現状分析や具体策の設計を行い、来年2月に大西秀人高松市長も出席する場で、最終的な政策提案を発表する。井口さんは「今回は課題解決の過程の部分にもフォーカスしたコンテストになっている。最後の発表では市長に直接話ができる。貴重な機会を生かしてもらうとともに、テーマのブラッシュアップの中で高松のことを調べ、高松のことをもっと好きになってもらいたい」と期待を寄せる。