香川県警察本部(高松市番町4)で9月18日、レクサス「LS」シリーズのパトカー寄贈式が行われた。
パトカーを寄贈した「UTE」会長の稲田晋一さん(右端)と香川県警察本部長の宮島広成さん(左端)
寄贈されたのは、レクサスのフラッグシップセダン「LS500h」。同メーカーの車両を使ったパトカーは、2020年に栃木県警へ「LC500」が寄贈されているが、LSシリーズは国内初となる。
寄贈したのは、 キャラクターグッズ制作などを手がける企業「UTE(ユーティーイー)」(坂出市)。会長の稲田晋一さんは香川県出身で「香川県の役に立つことをしたいと考えてきた。県内の交通事故を減らすために何かできることはないかと考えた末に寄贈した」と振り返る。近隣トラブルがあった際に、監視カメラが取り付けられている同社に警察官が訪れることがある中で半ば冗談で寄贈の話を持ちかけたことがきっかけになったという。
車種の選定に当たっては当初、スポーツカー「GT-R」の寄贈も検討したが、生産終了となったことから代わりにレクサスを選んだ。車体が大きく、正面から見たときに威圧感があることが決め手になったという。同車はモーターと電池で駆動するハイブリッド車である点も選定のポイントになったと明かす。
寄贈式の後、新しいパトカーは香川県庁ピロティーで行われた「秋の全国交通安全運動」出発式に登場し、公道デビューを果たした。今後は優れた機動力を生かし、県内の交通安全啓発活動やパトロールの要として活用される。
香川県警察本部長の宮島広成さんは「このパトカーが香川県の交通安全の象徴となれば」と期待を寄せる。
寄贈式は当初、サンポート高松多目的広場での開催を予定していたが、悪天候のため県警本部庁舎の玄関前に会場を変更して行われた。




