一般社団法人「街角に音楽を」主催の音楽イベント「TAKAMATSU MUSIC BLUE FES 2023」が5月4日・5日の2日間にわたり開催される。

高松駅前広場でのイベントの様子

　2011（平成23）年にスタートし、今年で13回目となる同イベント。これまで音楽に焦点を当てて開催してきたが、今回はアートやダンスのジャンルも追加。アート分野として、今回のポスターにも起用した青い鳥を描いた香川在住のイラストレーター・山口一郎さんが高松市中央商店街の30店舗のウインドーに鳥の絵を描くほか、ダンスユニット「コンドルズ」より近藤良平さんと石渕聡さんが、タップダンサー・清水夏生さんと高橋誠トリオらが出演。地元のバンドやアーティスト52組を含む計68組が出演する。

　4日は「MUSIC ON THE STREET」と題し、丸亀町壱番街前ドーム広場、片原町デイリーヤマザキ前、兵庫町商店街香川銀行前、しごとプラザ高松前、丸亀町グリーンけやき広場、燦庫SANKO、南新町あなぶき興産モデルルーム前の7カ所、5日は「MUSIC BY THE SEA」と題し、サンポート高松多目的広場石のステージ、JR高松駅前広場、玉藻公園西門北プロムナードI、玉藻公園西門北プロムナードII、フェリー乗り場（「Liminal Air -core- 前」）の5カ所を会場とする。

　イベントについて、同法人代表理事の鹿庭弘百さんは「毎年大型連休に行ってきた『高松ミュージックブルーフェス』も今年で13回目。今年はポストコロナへの第一歩『リ・スタート』の年。会場数も過去最多。ポスターには山口さんによる『BLUE BIRD』が描かれているが、このイベントも青い鳥のイメージで音楽や表現の持つ力を示していければ」と意気込みを見せる。

　開催時間は、4日＝11時30分～18時、5日＝12時～18時30分を予定。観覧無料。