高松・牟礼町にカフェバー「nostalgic cafe bar STAND（ノスタルジックカフェバースタンド）」がオープンして1カ月がたった。

壁にレコードを飾り、広々とした店内

　ガソリンスタンドをレトロな雰囲気のカフェにリノベーションした同店。壁にはライブハウス・バードランド（さぬき市）から譲り受けたレコードが並ぶ。プレーヤーで再生もできるという。

　食事メニューは自家製のあんを使ったバターサンドやホットサンド、バニラアイスクリームとごま塩とあんを組み合わせたアフォガード、自家製のしょうゆこうじに漬けた鶏の唐揚げなどを提供する。朝から昼にかけてはカフェ、夜はダイニングバーとして営業する。

　ガソリンスタンド跡をカフェにしようと思ったきっかけについて、店主の寿賀民子さんは「営業していたころのことは知らないが、昔からこの場所に寂れたガソリンスタンド跡があることは認識していた。ある時、不動産の情報に目がとまり、このガソリンスタンドに食や音楽の明かりがともれば、おしゃれで心地よい空間が提供できると思ったのが始まり」と振り返る。

　「英語の『STAND』には立ち止まるという意味もある。近隣の方はもちろん、遠方から来た方もちょっと立ち寄って忙しい毎日の中で一息つける場所、心とおなかを満たせる居心地の良い場所にしたい。今後は楽しいイベントも開いていきたい」と意気込みを見せる。

　営業時間は、カフェ＝7時～11時、ダイニングバー＝17時30分～23時（水曜はカフェのみ営業）。日曜定休。