高松・丸亀町商店街壱番街ドーム広場（高松市丸亀町）に11月12日、クリスマスツリーが設置された。毎年クリスマスの時季に置かれていたツリーだが、ここ2年、感染症対策のため設置を控えていた。今回3年ぶりに広場に置かれる。

頭上にはガラスのドームが広がる

　例年、夜間ライトアップしていたツリーだが、今回はランタンがツリーを照らす程度にし、ライトアップを控えめにしたという。その理由について、同商店街振興組合の福田優（まさる）さんは「当商店街は買い物客でにぎわったり、親子連れが通ったりと、昼間の通行人数が多い。日中に足を運んでいただき、撮影などを楽しんでもらおうと考え、電飾よりデコレーションが多い『クラシカル』なものにした」と話す。

「コロナ禍前はツリーを毎年置いていたのが（ここ2年は）なくなり、『今年はツリー置かないのか』という声が毎年寄せられていたことや、世の中が『withコロナ』の時流になったこともあり、今回設置を決めた。熊のぬいぐるみを少し低めに設置し、ツーショットで撮れるようにもしている。きらびやかではないが、買い物などのついでに寄っていただき、撮影や一足早いクリスマス気分を楽しんでもらえれば」とも。

　12月25日まで設置予定。