高松在住の写真家・宮脇慎太郎さんの写真展「Photo×Book」が現在、高松の「石の民俗資料館」（高松市牟礼町、TEL 087-845-8484）で開かれている。

写真と大量の本を置く展示会場

　写真家として活動するとともに、2012（平成24）年より古書店「Book cafe Solow（ブックカフェソロー）」（太田上町）も経営する宮脇さん。今回、写真のほか、同店に置くものをはじめ、これまでの人生で出合った本や写真集を置き、手に取って読むこともできるようにする。

　展示のほか、週末にアーティストトーク（5月6日・13日・20日の11時～11時30分）やインスタグラム公開トーク配信（5月7日・14日・21日・28日の11時～12時）も行う。

　展示について、宮脇さんは「ガラスケースに陳列した写真や本は年代ごとに並べている。自分の人生を振り返るような展示で、面白い試みになった。本は子どもの頃に読んでいたものもあり、ジャンルもさまざま。本との良き出合いの場にしてほしい」と来場を呼びかける。

　入館料は、一般＝200円、大学生＝150円、高校生以下無料。5月27日13時～14時には、暗室で印画紙に物を置き、影を使って絵を描くワークショップも開く。参加費1,500円。電話か同館窓口で要事前申し込み。今月28日まで。