高松琴平電気鉄道（高松市栗林町2）が3月27日、高松商業高校（松島町1）の「高商和三盆ガールズ」とコラボした「ことちゃん和三盆」を発売した。

ことちゃん和三盆　電車の車両をかたどり、内面にはメッセージやことちゃんファミリーのプロフィールが書かれている

　「高商和三盆ガールズ」は同校商業研究部の女子学生によるもの。同部はこれまでも高松市中央商店街で和三盆を使った商品を販売するなどの活動をしてきた。今回の商品は昨年10月に開催されたビジネスプランコンテスト「瀬戸内チャレンジャーアワード」でプレゼンテーションしたもの。香川県産の和三盆糖を使い、ことでんのマスコットキャラクター「ことちゃん」ファミリーをかたどる。パッケージは電車をモチーフにし、車窓からことちゃんファミリーが顔を出すデザイン。味はプレーン、いちご味、桃味の3種類。

　3月25日に瓦町FLAG（常磐町1）で開かれた「ことでん春の電車まつり」で先行販売を行い、「和三盆ガールズ」メンバーの山岡陽渚さん・北岡優さんも売り場に立った。商品について、「コストを下げつつ、納得感のあるものを作るのに苦労した。できあがったものが多くの人に手に取ってもらえて感慨深い。県内外の人に愛されるとともに、和三盆の認知度を高められる商品になれば」と期待を込める。

　価格は880円。高松築港駅、瓦町駅のほか、オンラインショップ「ことでんショップ」で販売する。